ゲームグノーシア

グノーシアに脳を焼かれた話【ネタバレほぼ無し】

ペルソナ2罰のやりこみ途中に息抜きで始めただけのはずなのに沼に落ちて脳が焼かれて死んでしまいました。というだけの話。

一生できそう、このゲーム

前置き

2025年夏――ペルソナ2罰のやり込みにちょっと疲れていた時期だった。懸賞でどうしても手に入れたいアイテムがあって、確率256分の4をパーティ人数分集めたくて絶賛リセマラ中だった。
エミュで遊んでたから実機で遊ぶより手間はかからなかったが、キツイものはキツイ。1週間ほど暇な時間を見つけてはリセマラ周回していたが、低確率すぎる結果にそろそろ飽きが来始めていた。諦めて先進もうかな……と考え始めていた。

そんな中、グノーシアがアニメになるという情報を目にした。蘭たんが実況してたのを大昔に見たな(私はカビユーザーです)、でも殆ど内容覚えてないな。覚えてないなら自分でプレイしてみようかなーリセマラの息抜きに……。
これくらいの軽い気持ちでSteamで購入し遊んでみたわけですが。

まさかこんなに脳焼かれると思わんかったわ。

実際にプレイしてみて

そもそも人狼はやった事がなかった。友達おらんから縁がない(哀れな理由)……だからグノーシアも触れることはないだろうと思って蘭たんの動画を見たんだったと思う。やる予定のゲームの実況はネタバレしたくないから見ないようにする、という自分ルールがあるので、当時はまるで遊ぶ予定がなかった。で、マジで殆ど覚えてないけどストーリーに感動した記憶はある。というかキャラの名前と感動したという結果くらいしか覚えてない。
ほぼミリしらの状態で進めたグノーシアは途轍もなく面白かった。懸念だった人狼要素はループを重ねていくうちにすぐ慣れた。レベルの概念があるおかげで後半は最早無双だった。それでも何回もループした。
何より乗員のみんなを好きになった。本当に何処かの宇宙でみんな生きてるんじゃないかと感じるほど、各キャラの解像度が高い。勝手に乗員全員友達だと思っている。夕里子でさえマブである。
何がすごいって、本当に毎ループ自分だけのストーリーが生まれること。イベントなんかなくても毎ループ何かしら違う未来があって、それが物凄く新鮮だった。本当に「自分だけ」の宇宙であることが面白くて面白くて。

クリア後改めて蘭たんの実況を見直したけど、自分と全然違う宇宙だった。そのまま他の実況者の動画も見てみたが、その人毎の宇宙があって、乗員たちもそれぞれの宇宙では性格すらうっすら違うように感じた。
あの宇宙は自分だけが体験した宇宙で、私はそんな唯一無二の宇宙にめちゃくちゃ感情移入していた。

自分にとって一番思い入れのあるループ

思い入れのあるループがある。この記事ではネタバレなしのつもりで書いてるけど、少しだけネタバレが入るかもしれない。


セツと協力しあってジョナスから情報を聞き出すイベントのあったループ。ジョナスもセツも消えちゃいけない状況で何日も進めないといけないミッションは結構キツく、何ループかやり直しをした。
やっとイベントを無事に終え、セツとともに勝利を迎えた後、「ありがとう。やっと伝えられた。なんだか気恥ずかしくて、今まで言えなかったの」とあらためてお礼を言われた。

天使か?(画像のセツはエンジニアですがこれ2周目以降のスクショなので実際は多分乗員)

そうよな、私たち何ループも頑張ったもんな。むしろセツの方がずっと頑張ってただろうに、そんな風に思ってくれてたなんて。こちらこそお礼言わないとなんだけど。ありがとうセツ。一緒にこのループ抜けような。
妙にこのセツのお礼が嬉しく思ったのは、きっと苦労したイベントを乗り越えた同士だったからなのかもしれない。

2週目を進めて気がついた。お礼も含めてひとつのイベントなのかと思ったら、セツのお礼は特につながりのないイベントだったようだ。何でもないループでセツにお礼を言われて「あれっ?」と思って、そこでたまたまひとつのループでイベントが重なったことに気付いた。
ただの偶然。でも、何ループもやり直して、セツと2人で苦労して進めたあのループだったからこそ、セツがあのタイミングで少し照れながら伝えてくれた「ありがとう」が心に沁みたのだ。
いや、めちゃくちゃすごくない?私あの時の「ありがとう」めっちゃ嬉しかったんだけど。セツ、もしかして生きてる?生きてるね?
あらためて凄いゲーム体験を味わったと思っている。偶然とはいえ、そこ重なってくるか、と。

特記事項を開放していく順番、イベントが起こる順番も一部を除き完全にランダムなので、イベント発生の順序で乗員の印象が人によってガラッと変わるのも面白く感じた。
私はレムナンをしばらくめっちゃ怖い奴だと思っていたが、他の実況を見てたら全然優しそうな青年だった。振れ幅がエグい。

それはそうと困ったことがある

「乗員の解像度が高い」ということでひとつ困った事が起きた。

私の夢女センサーが起動してしまった。

結婚出産を経て長らくコールドスリープしていたはずの夢女の自我が完全に目覚めてしまった。
乗員全員友達だと思ってるってさっき言ったけど、アレ一部嘘なんだ。すまねえ。
頭がハッピーすぎて本当に困っている。助けてくれ。

自分だけのゲーム体験を体感してみたい人はぜひ

というわけで、気軽に手を出したら脳まで燃やされましたという感想記事でした。
もう夢女になることはないのかも……とか思っていたんだよ私は。息を吹き返したよ夢女の私が。
これからも脳を焼かれて行きたいと思います。
メモ残してるのでプレイ記録も更新していきたい。だって乗員みんな好きだから……。

で、ペルソナ2罰は?

ちなみにペルソナ2罰のリセマラ進捗はあれからずっと止まっています。グノーシアのループ周回に忙しくて。
そ、そのうち……そのうちやる……。

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